宮城県の温泉地として人気の秋保温泉(あきうおんせん)。
年々観光客が増えていってる秋保の魅力をお伝えしていきます!
秋保温泉ってどういうところ?歴史や魅力を解説
「宮城県仙台市太白区秋保町湯元」という場所にある秋保温泉ですが、私はここ数年で毎年秋保に泊まりに行ってます。
中心地から近く、おしゃれなお店もあるので、散策が楽しいです。
今回は、秋保温泉の歴史や魅力を調べていきます。
秋保温泉の歴史
秋保温泉(あきうおんせん)の起源は古墳時代にさかのぼり、第29代欽明天皇(在位539年~571年)が皮膚病治療のために利用し、完治したことから「名取の御湯」として知られるようになりました。
その後、秋保温泉は皇室の御料温泉となり、長野県の別所温泉・野沢温泉とともに「日本三御湯」のひとつに数えられました。
また、仙台藩祖・伊達政宗もたびたび訪れるなど、歴史的人物にも愛されてきた温泉地です。
現在も、秋保温泉は美肌効果やリラックス効果が期待できる名湯として、多くの観光客を魅了しています。歴史に思いを馳せながら、ゆったりと湯浴みを楽しんでみてはいかがでしょうか。
秋保温泉の泉質と効能は?
秋保温泉には、多様な泉質があり、それぞれ異なる効能を持っています。
- 塩化物泉(保温効果が高い)
海水に似た成分を含み、湯冷めしにくく体を芯から温めるのが特徴。高齢者や回復期の方におすすめです。
主な効能: 関節痛・冷え性・慢性婦人病 など - 単純温泉(刺激が少なく万人向け)
無色透明・無味無臭で刺激が少なく、疲労回復など幅広い効能を持つ泉質。
主な効能: 疲労回復・神経痛・高血圧 など - 硫酸塩泉(傷の治癒を促進)
成分により、リウマチや切り傷に効果的な石膏泉、動脈硬化を和らげる芒硝泉などに分類されます。
秋保温泉は、冷え性や疲労回復に最適な名湯です。
秋保温泉の湯は、独特な臭いもないし刺激が少ないのも
人気のひとつかもしれないね!
秋保温泉ってどこにある?有名なの?
「中心地から遠いのか?」「秋保って有名なの?」と思う方もいるかもしれませんね。
秋保温泉の場所や人気の理由を解説します!
秋保温泉の場所
秋保温泉は、宮城県仙台市の南部(宮城県仙台市太白区秋保町湯元)に位置し、豊かな自然に囲まれた歴史ある温泉地です。
観光名所も多く、四季折々の美しい景色を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごせます。
アクセスも便利で、最寄りのインターチェンジは仙台南IC。
車で約15分の距離にあり、ドライブでの訪問にも最適です。
また、公共交通機関を利用する場合は、仙台駅からバスやタクシーで約30分と、都市部からのアクセスも良好です。
自然と歴史が調和する秋保温泉で、心身ともに癒されるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?
秋保温泉が人気の理由は?
宮城県経済商工観光部観光政策課が公表している令和5年度観光統計概要によると、秋保温泉は令和5年1月~12月の観光入込数は約82万人、そのうち宿泊客は約71万人と、観光地としての魅力が伺えます。
これは、同じく宮城県内の有名な温泉地である鳴子温泉(観光入込数 約54万人/宿泊客 28万人)や作並温泉(観光入込数 約14万人/宿泊客 14万人)を大きく上回る数字です。
秋保温泉の人気の理由として、以下の点が挙げられます。
- アクセスの良さ:仙台市中心部から車やバスで約30分と、都市部からの利便性が高い。
- 豊富な宿泊施設:高級旅館から気軽に泊まれる宿まで幅広く揃い、多くの宿泊客を受け入れられる。
- 観光名所の充実:名取川渓谷の絶景や「磊々峡(らいらいきょう)」、伝統工芸品の「秋保こけし」など、温泉と共に楽しめるスポットが多い。
また、秋保温泉は歴史的にも「名取の御湯」として皇室や伊達政宗も訪れた名湯であり、その伝統が現代まで受け継がれています。
宮城県内でも有数の観光地として、多くの人々に愛され続けている理由がここにあります。
秋保温泉のおすすめ観光名所3選!
秋保温泉は、宮城県仙台市に位置し、豊かな自然と魅力的な観光スポットが楽しめる温泉地です。
ここでは、秋保を訪れるならぜひ立ち寄りたいおすすめの観光名所3選をご紹介します。
①磊々峡(らいらいきょう)

名取川の浸食によって生まれた峡谷で、巨岩や奇石が連なる幻想的な景観が特徴です。
約1kmの遊歩道が整備されており、四季折々の美しい風景を楽しみながら散策ができます。特に、「覗橋」からの眺めは絶景として人気があります。
②秋保大滝

落差55メートル、幅6メートルの秋保大滝は、東北地方でも屈指の名瀑です。
特に紅葉シーズンは絶景となり、多くの観光客が訪れます。滝の周辺には遊歩道が整備されており、マイナスイオンをたっぷり浴びながらリフレッシュできます。
③秋保ワイナリー
秋保の自然の恵みを活かした地元産ワインを楽しめる人気スポットです。
ぶどう畑を眺めながら試飲を楽しめるほか、ワイン造りの見学も可能。温泉と合わせて、大人のリラックスタイムを満喫できます。
秋保温泉は、温泉だけでなく観光も充実しているのが魅力。自然の美しさと文化を堪能しながら、心身ともに癒される旅を楽しんでみてはいかがでしょうか?
秋保温泉への行き方は?
秋保温泉へは車と公共交通機関のどちらでもアクセス可能。
仙台市中心部からのアクセスも良く、日帰り旅行にも最適です。
車の場合
- 仙台駅から:国道48号線経由で約30分。
- 東京方面から:東北自動車道「仙台南IC」で降り、国道286号と県道62号を経由して約15分。
温泉街周辺には無料駐車場を完備した宿泊施設や観光スポットが多数あり、ドライブ旅行にも便利です。
公共交通機関の場合
- JR利用:最寄りの駅はJR仙山線「愛子駅」。駅から秋保温泉までは車で約15分で、駅前にはタクシーが常駐しています。
- バス利用:仙台駅西口バスプールから宮城交通バス「秋保温泉行き」に乗車し、約50分で「秋保温泉湯元」バス停に到着。
仙台市内からのアクセスが良く、車でも公共交通機関でも気軽に訪れることができるのが秋保温泉の魅力です。
さいごに
今回調べたことをまとめました。
まとめ
- 歴史ある名湯
秋保温泉は1500年以上の歴史を持ち、「名取の御湯」として皇室や伊達政宗にも愛された温泉地。現在も美肌やリラックス効果が期待できる名湯として人気です。 - 豊富な泉質と効能
塩化物泉・単純温泉・硫酸塩泉など、多彩な泉質があり、冷え性や疲労回復、関節痛の緩和などに効果的。刺激が少なく、幅広い世代に親しまれています。 - 観光も楽しめる温泉地
磊々峡、秋保大滝、秋保ワイナリーなど、温泉だけでなく自然や文化を満喫できるスポットが充実。四季折々の風景とともに散策やグルメも楽しめます。 - アクセス良好で気軽に訪問可能
仙台駅から車で約30分、公共交通機関でもバスで約50分と都市部からのアクセスが良好。日帰りでも宿泊でも楽しめるのが魅力です。
仙台に旅行に行くときは、ぜひ秋保にも行ってみてね!
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